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せせらぎヴィレッジを作った理由

大切な人と死別して孤独で寂しくて
どこにも欲しい情報がない…
知りたいことが書いてない、誰に聞くことも話すこともできない。


そんな孤独感募る死別者に
ふら〜っと立ち寄れる、情報を得れる、仲間がいる。
そんな場所が欲しかったんです。




せせらぎヴィレッジを立ち上げた村長せせらぎは
2017年に旦那と突然死で本当に突然に愛する人と別れ
当時1歳と3歳の男の子を一人で育てることになりました。


当時、無職!長男は発達障害!(まだ未診断だったけど)
下の子はまだ授乳していたのに(きっと最後の子だから気の済むまであげようと…)
世界がひっくり返ってワケも意味もわからず、それどころじゃなく断乳になりました。

旦那が死んでから泣きながら最初に買ったものは『搾乳機』です。
もう本当に全てのことの意味がわからなかった。



皆さんもそうかと思いますが
ネットで『情報』をしこたま探しました。

これから何が待っているのか
私はどうなってしまうのか
幸せに生きていくことはできるのか…


ですが、欲しいものを得られることはなく
死別の情報はどこを見ても暗く悲しい辛い話ばかりで
「こうやって生きたら幸せになれるよ!」なんて方法論なんて見つからず
実生活においても経験者なんていなく
この辛さを真に理解されることもなく
誰に話すことも出来ず
本当に孤独な日々を過ごしました。


ただ、私はたまたま『ブログ』という場で
気持ちを吐き出すことや、同じ境遇の人たちと繋がることができたのが良かった。

🌱 私が書いてきたブログです 🌱

ブログ『きみといっしょに』(http://www.kimitoissyoni.com/

色々描きすぎて雑多になってきたので
シンプルに読みたい方は↓こちらからお読みください〜。

発信を通じて、多くの死別者を知ることになり
皆同じように、辛くて吐き出したくて、聞いて欲しくて
情報や答えが欲しくて仕方がないのだと知ったのと同時に
その場が極端に少ない現実も知りました。

SNSが広がっているこの世の中では
私も然り個人で簡単に発信することができます。

ですが、不特定多数の死別が関係ない方がいる場に投じることは、自分が傷つく可能性も含みます。
実際、そういうことがあって発信できなくなったという方もいらっしゃいました。


また、クローズドな場所や、コミュニティ、何かの会などは
どんな人がいるのか、何を話しているのか、どういう気持ちになるのか
不透明で飛び込みずらいのも事実です。
(飛び込める人は全然参加するのありです!!)

地方でそういう場所が行ける範囲にないという話もよく聞きます。



顔や名前が知られている方、ニュースになるような大きな事故だった方は
気軽に顔を出して発言ができなかったりすることもあるでしょう。


話は聞きたい(知りたい)けど
何かに赴くほどでは…そんな気力もない…と思われる方も多い。

死別から年数が経って、積極的にケアするほどじゃないけれど
話したくなる時がある。でも話す場所がない。



気軽に見れる、吐き出せる、いろんな情報が集まる
ひとまずここに来たら良いよって言える場所がずっと欲しいと思っていました。
昨今のネット社会、調べりゃなんでも出てきます。
だから、システム的な情報じゃなくて、人の経験や想いが集まる場所があったらいいなと。



それこそ、場所や時間を選ばず
どんな状態でも気軽に見に来れる場所。

一人じゃないと思えるような場所。



せせらぎヴィレッジのコンセプトは

です。




見るのは誰でも見れるオープン状態ですが
書き込めるのは会員登録した死別者だけ。(会員は死別者限定です)
死別者の想いを知ってもらうのと同時に
やりとりは気持ちのわかる思いやりのある死別者。

利用するのは
思いやりのある方だけでいいと思っています!


誰に対しても、なんに対してもトゲトゲする時期はあります。
だからと言って、同じように傷ついている死別者を傷つけていい理由にはなりません。

何を思おうと個人の自由です。
ですが、それを「言わない」選択をするのが思いやりだと思います。




そして、せせらぎヴィレッジのルールは
どんな思いも行動も『否定しないこと』です。



こんな絶望の状態でも他者に思いやりを持つこと。
それが自分を嫌いにならない方法でもあると思います。

良かれと思ってのアドバイスとかも要りません。
「分かってたってできねーわ!」を知ってるので。

あ、でもそれは対死別者に対してね。
幸せに生きている人たちに対しての愚痴は言わせてください。
それくらい許して欲しい…。




せらヴィは死別者の経験が集まります。
何を考え、どういうことが起こって
これが良かった、今がどういう気持ちか…

自分自身の気持ちを吐き出すと同時に
いただいた経験が、同じように苦しんでいる死別者の力になる。

そして書き出すことで、自分の気持ちの整理や客観視をすることができる。
それ自体がグリーフケアにもなります。




どうしたってもう
辛さに耐えて生きていくしかなくなった。
そんな方の小さな拠り所になりたい。

この場所を一緒に育てていっていただけると嬉しいです。




そして、『せせらぎヴィレッジ』というか村長せせらぎのモットーは
『悲しいからって、悲しいだけじゃ終わらせない』

辛いからって辛いものばかり見ていたら気が滅入ります。
だからサイトはすこぶる明るいテイストなのです。


心境的に見たくない人もいるでしょう。
でも、心が向いた時に、ちょっと覗いてみようか。
そんな風に知っておいてもらえたらと思います。





構想はあったものの、一人では到底作ることはできなかった
今回、想いを共にする40名近くの死別者の仲間と共に構想を練り
沢山の支援者の支えの元、サイトを完成させることができました。

運営費もかかるものなのでどこかで帳尻を合わせていかないといけないのですが
有料会員という手は取りません。

苦しい思いをしている人に負担なく利用して欲しい。
そんな思いでいます。

(どっかのタイミングで
広告が入って目障りになるかと思いますが許してね)




大切な人と死に別れてしまった悲しみは
誰かがなんとかしてくれるものではありません。



悲しみと寂しさと辛さを抱え
自分の人生に向き合うしかない。

せらヴィを少しばかりの助けにして
それぞれが、それぞれの人生を豊かに歩いていけるように。

いつか、全てを飲み込んで
幸せに生きていけるように。




今、苦しい思いをして孤独に震えている人に
あの頃の自分に一つの光になりますように。

せせらぎと成長した3年生と5年生(撮影当時)の息子


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