グリーフとは
グリーフ(悲嘆)とは、大切な人やものを失ったときに感じる、
深い悲しみや心の痛みのことをいいます。
この悲しみは、時間とともに少しずつ和らいでいくことが多いですが、とても強く長く続く場合もあり、心や体の不調につながることもあります。
悲しみの感じ方は人それぞれですが、多くの人に共通する心の動きもあり、それを「悲嘆のプロセス」と呼びます。
悲嘆のプロセス12段階
ドイツ・オルデンブルク出身の哲学者
アルフォンス・デーケンは、
大切な人との死別による深い悲しみと共に歩むプロセスを12の段階として整理しました。
この考え方は多くの共感を呼び、現在ではさまざまな
「段階モデル」として広く知られています。
ただし、どのモデルにおいても、
誰もがそのすべての段階を順に経験するわけでは
ありません。
行きつ戻りつしながら、長い時間をかけて少しづつ気持ちが進んでいきます。
だからこそ、あなたが感じているその気持ちも
「実は、それで大丈夫なんです。」
グリーフの段階を経て
自分なりの死別に向き合っていきます。
死別と向き合う時間や過程、気持ちの整理の仕方は人それぞれです。数ヶ月の人もいれば、何年もかかる人もいます。関係性や状況が違えば当然です。
つい「受け入れなきゃ」と思ってしまいがちですが、
悲しみを抱えながらも自分の人生を少しずつ歩むことが“受容”であり、
「悲しみを乗り越えること」ではありません。
大事なのは、人と比べず自分のペースを大事にすること。
自分自身の声に耳を傾け、焦らず苦しんでいる心をケアしていくことが大切なのです。
グリーフケアには様々な方法があります。
最初は好きだったことさえ思い出せなかったり、
気力がないかもしれません。
それでも大丈夫。
自分の気が紛れること、少しでもやってみようと
思えるものから始めてみることが大事です。
今のあなたの気持ちや状態に合わせて、
できそうなことから少しずつ試してみてください。
方法1
故人のためにできることをする
写真に話しかける・お供えをする・故人の思いを引き継ぐ・お墓や記念碑を建てる・法要を行う・本を書くなど
方法3
気持ちの共有
せらヴィで可能!
遺族や家族・友人と話す・SNSやオンラインコミュニティの利用・同じ経験をした人と語り合う(ピアサポート)など
方法4
専門家の力を借りる
せらヴィで可能!
カウンセリングを受ける・グリーフケア外来を利用する・アートや音楽などのセラピーを利用するなど
方法6
楽しみや目標を見つける
せせらぎhouseで可能!
資格を取る・趣味に没頭する・おいしいものを食べる・旅行や音楽を楽しむなど
せせらぎhouseでは、対面での交流会やZOOM会、趣味嗜好のサークルや何でもない話を報告したりすることができます。
方法7
自然の力を借りる
お日様に当たる・花を飾る・植物を育てる・庭や草木の手入れをするなど
方法8
体を動かす
せらヴィで可能!
掃除やストレッチ・ウォーキング・サイクリングなどの運動、マリンスポーツやハイキングなどのアクティビティなど
方法9
手を動かす
編み物や刺繍などの手芸・絵を書く・コラージュの作成・DIYや工作・パズルなど
方法10
誰かの役に立つ実感をもつ
せせらぎhouseで可能!
同じような経験をした人を支える・仕事や子育てを通して誰かの力になるなど
ボランティア的活動がある『せせらぎピアサポートクラブ』がhouseにはあります。
方法11
体を休める
たくさん寝る・無理せず家事や仕事をお休みしてみる・体を温めるなど
方法12
癒し
マッサージやハグなど人と触れ合う時間をつくる・音楽を聴いて心を落ち着かせるなど
◇参考文献
- 「より良き死のために」アルフォンスデーケン著・星野和子聞き書き/ ダイヤモンド社
- 「自分のためのグリーフケア」坂口幸弘著/ 株式会社創元社











